美学

ミケランジェロ。 イタリアルネサンス期の代表的な彫刻家のひとりですね。 (彫刻家というだけでなく彼は画家でもあったし、建築家でもあったし、詩人でもありましたが) 多くの人が、中学校の美術の時間に習って、名前くらい聞いたことがある人は多いんじゃないかなぁって思います。 そのミケランジェロいわく 「私は叡知に導かれて、石の中にひそむ芸術作品を取り出しているに過ぎない」 似たようなことを、運慶という鎌倉時代の仏師も言ってます。 (これまた、運慶という名も、中学校の日本史や美術の時間に聞いたことあるんじゃない?   » 続きを読む

モチベーションと動機付け

動物は、快・不快の原則で生きています。 お腹が空くと、生命の危機なので その死という怖いこと不安なこと つまり不快を避けようとして、エサを探します。 お腹がいっぱいになると とりあえずしばらくの間、それで命を継続できるので 安心して、満ち足ります。 つまり 怖いこと不安なことを避け、嬉しいこと楽しいことを求めて、生きていくのが動物です。 人間もまた、動物なので、この快・不快原則で行動します。 だから、自分にとって役立つこと、よいことがない限り その行動へのモチベーションは起こりません。 たとえば、大好きなお » 続きを読む

引き受ける覚悟

命は尊いものだと言われる。 なぜ? それを考えてみる人はどれくらいいるのかしら? と、時々思う。 なぜ、命は尊いの? この問いに、明確な答えをだせる人はどれくらいいるのだろ? 理由なんてない、尊いから尊いのだ! これでは、ただの根性論だ。 尊いと思う人だけが、なぜかわからないけど、尊いという。 まるで、ツチノコがいると信じている人の頭の中にだけツチノコがいる と言うのと何もかわらない。 であれば、それはたんなる幻想であり、たんなる好き嫌いの範囲をでない。 自分の心の満たし方、命が尊いと思うことで、素敵な自分 » 続きを読む

基本的安全感

野田先生が 「基本的安全感の回復が、劣等感や競合性を軽減させ  問題をより協力的に解決できる基礎を作ってくれると思っている。  逆に基本的安全感の欠如が、現代のさまざまな問題を作り出す根源にあると思っている」 とお書きにになられていた。 まさにそうだと、私も思う。 今までの私はずっと、こういう言葉を、単に頭で理解していただけだったけれど 最近やっと、この言葉を身体感覚で理解した。 胆に落ちたというやつだ。 そうしてやっと、神田橋先生のいう「抱え」というもの 一時的に、セラピストがクライアントを抱えてやるのだ » 続きを読む

何に対して「勇気付け」をするのか

今日は、アドラー心理学の勇気付けセミナーの2日目だった。 今回は、オーダーいただいての開催だったので、参加者さんはお二人のみだった。 このお二人は、前期エリラボ倶楽部において、極端に人数が偏って多い、平日開催日にずっと来ておられたので   # 反対に今期は、日曜の方が少し多い。 今回のような、うちらしい少人数制のセミナーを体験すると ガッツリ少数で体験もでき、深い学びも得られるということに気付いたらしく 次回からは、セミナーは全部オーダーにしよう と、お二人で笑っておられた。 ところで 勇気付けというと、多 » 続きを読む

インスタントな成果やスキル

インスタントなスキル 式・解法ではなく単なる答え お手軽・便利なテクニック 今、日本人の多くは、そんなものを求める人たちでいっぱいだ。 心理なんちゃらを学ぼうとしている人たちも 実は、テクニックや答えが欲しいだけで 深い決意をしている人たちは、案外少ない。 解法を知らずして、答えを丸暗記したところで、何になるというのだ? いつもいつも、まるまんま同じ問題が出題されるわけない そのことは、受験を経験した人ならみんな、知ってるはずだ。 それと同じように、人の悩みや心の問題は ひとりひとり、みんな違う。 例えばよ » 続きを読む

つもり・・からの卒業

ブリーフセラピー(短期療法)といえば、SFAが最もわかりやすいように思う。 心理療法の世界では、日本人はいつも世界的なものから遅れてブーム?がやってくるようで 世界標準?はもう、既にネオSFAというか、さらにその先のものにいっているけれど 日本では、やっとSFAが少し浸透してきつつあるのかなぁ?って感じだ。 まぁ日本では、アカデミックな世界の先生は、あまり在野に降りてらっしゃらないし 在野の人は、勉強したがらないからねぇ。 SFAは、わかりやすいし、表面的なものだけをなでてても、まぁそれなりには使えるから  » 続きを読む

ラベリング

私たち人間というのはみんな、恒常性(ホメオスタシス)というのを 身体の機能として持っています。 ホメオスタシスというのは、生体の内部や外部の環境因子の変化にかかわらず 生体の状態が一定に保たれるという性質のことです。 一定の体温を保つ、とか、一定の血圧を保つ、とか一定の体液の浸透圧を保つとか そういうことですね。 これは、脳の一番深いところにある、脳幹という部分が主にその働きをしています。 つまり、動物の本能を司る部分です。 私たちは、こういう身体の癖を持っているので それは私たちの心の方にも、影響を与えま » 続きを読む

他者を理解するということ

他者をわかる、理解する と言う時、ロマンティストは、相手がイメージしているものと、同じイメージを持つことだと考える。 # サイキックだな(笑)   「イヌ」と誰かが言う時、個々人の中に何らかの「イヌ」のイメージがあって 個々人によって、それは黒いイヌだったり、白いイヌだつたり、マルチーズだったり、ハスキーだったり…まぁ色々だ。   じゃあ、相手がイメージしているそのイヌの姿が完全にわからないと「イヌの話」ができないのか? というと、そうではないよね? そもそも、「イヌ」と言った「その時」 » 続きを読む

成長したことよりも、成長し続けたいという想い

「私にとって」セラピストの仕事というものは その方の人生が、以前より豊かで幸せなものになっていけること それを常に考えていくことでもあります。   人の信念や認知なんてものは そうそう簡単に変わるものではなく 多くは、じょじょに時間をかけて変わっていくものだと思っています。   自己啓発ふくめ、心理界隈まわりのセミナーなんかに行って 私は変わりました!! なんてぇ意味のことを連呼している方たちを見ると、なんだか窮屈そうに見えるのです   本当は無意識レベルでの状態は、相変わらず » 続きを読む