エリクソン催眠誘導ワークショップ

2022年度エリクソン催眠誘導ワークショップ

2022年は、エリクソン催眠誘導ワークショップを5月と9月の2回、開催する予定でしたが、コロナの影響がまだ残っている可能性も考えて、9月の1回のみに変更します。
2021年度の受講を検討くださっておられた方は、ぜひ2022年9月に受講くださると嬉しく思います。

日程:2022年9月23日(土)・24日(日)・25日(月・祝)

・受講時間:10時~19時(うちランチ休憩1時間)の8時間 x 3日間 *合計24時間のプログラムです。

・受講費用:3日間で105,000円。

・お申込みはこちらから。

・3日間のカリキュラムについてはこちらをどうぞ。

本物のエリクソン催眠誘導を身につける

魔術師とも天才とも呼ばれた、20世紀最大の心理療法家、ミルトン・エリクソン。

彼の療法は、彼が開発した催眠技法を、取り入れたものでした。

エリクソンの催眠誘導技法は、それまでとは全く違う新たなものです。
また、エリクソンは、普通の会話と催眠誘導の境界を曖昧にし
普通の会話の中で、自由に催眠誘導と行き来したのです。

それは、のちにエリクソン催眠と呼ばれるようになり、従来の催眠誘導技法とは、区別されるようになっていきました。

エリクソンの開発した催眠誘導では
それまでの催眠のような「あなたはだんだんまぶたが重くなる~」などの指示的言語を使いません。
そうではなく、ごく自然な会話、日常の会話で、そのまま催眠誘導をしていくのです。

だからこそ、エリクソンは、自由に日常会話と催眠との間を行き来し、クライアントに劇的な変化や成長を起こさせることができました。

エリクソン催眠の大きな特徴は
相手の、個性・状況・目的などに合わせた自然な会話による誘導です

それゆえ、本当のエリクソン催眠には、決まったスクリプト(暗示文・原稿)などありません
そこがまた、独習が難しいと言われる(個人的にはほぼ無理だと思っていますが)ゆえんのひとつでもあります。
もし、スクリプトで教えているところがあるとしたら
それはエリクソン風味にふりかけをかけた古典催眠だ、と言わざるを得ないだろうと思います

催眠を使わない人にこそ身に着けてほしい理由

 

エリクソンは催眠はコミュニケーションの1つであると考えていました。

エリクソンの催眠アプローチを日常に使えるものとして身につければ

・相手の心理的な抵抗・反発を避けたコミュニケーションをとれる
・相手が気付かないうちに、自発的に相手を変化・成長させていく
・自分の感情のコントロールの仕方を身につける

ということが、あなたにもできるのです。

単純化され、公式化されたものではなく、本来のエリクソン催眠を使いこなせるようになることで
催眠というものが特別なものではなく、もっと身近にあるものだったことに気付くでしょう。

また、他者とのコミュニケーションが、あなたの中で、よりよいものへと変わっていきます。
なぜなら、基本的には抵抗を回避しながら進めていくエリクソン催眠のテクニックを身に着けることで
自然と相手からの抵抗や反発が減るので、結果的によい関係を作りやすいからです。

とはいえ、多くの人は、催眠など普段使うことはないでしょう。
けれど、エリクソン催眠のテクニックは催眠を超えてごく普通の日常会話の中で不自然さも違和感もなく使っていけるものですし
当然、大きな効果を持つものです。
だからこそ、私は、催眠療法家ではない一般の方に、エリクソン催眠を学んでほしいなぁと思っています。
必ず、自分を助ける大きなものが手に入るからです。

もちろんコーチやカウンセラーなどの対人支援職や
営業職の人が身につけると超パワフルなスキルとなります

相手の意識ではなく無意識に働きかけるエリクソンのアプローチゆえに
(あなたはだんだん眠くなーる、などの直接暗示(直接そのことを言うこと)によって、意識に直接届く言葉を使う古典とは違うものなのです)
相手が気付かないうちに、よい影響を与えることができるようなります。

そして相手が気付かないということは、相手が自発的に自分で思いついたかのような気にさせるということです。
自分で思いついたことには、抵抗できないですよね。
反対に、クライアントの手柄ではなく、自分の手柄として欲しいセラピストには、なかなか難しいものなのかもしれません。

エリクソンのアプローチを身につけ、普段から使っていけるようになったそのとき
あなたは、エリクソンのように、催眠誘導と日常の垣根を越えた自由な世界にいる自分に気付くでしょう。
エリクソン催眠誘導ワークショッププログラム詳細はこちらをご覧ください。

2022年のエリクソン催眠誘導ワークショップ、受講のお申込みはこちらからお願いいたします

3日間のカリキュラムについては、こちらをどうぞ。

また、エリクソンの開発した催眠技法を基にしたエリクソニアン・アプローチを、
日常会話の中で徹底的に使っていくことに特化したワークショップとして、
1年間12回コースで日常で使うエリクソンというワークショップも開催しています。