モテへの第一歩

コミュニケーション

今日は、単語のチョイス・表現のチョイスのよって、相手への響き方が変わってくるよね~って話です。
多くの方がぼんやりとは知っていることかと思いますが、実はこれって、想像以上に重要なことなんです。
相手に合った単語や表現が使えるようになるのとならないのとでは、自然と、相手にはわからないうちに
相手とのラポールの度合いが変わってきます。
だから当然、異性同性関係なく、モテ度も変わりますw

どの単語を充てるかによって受ける印象や気分が変わる

 

写真は、昨年11月頭に、信州飯田市のキャンプ場で撮った中央アルプス。
綺麗なモルゲンロートが撮れたなって、結構お気に入りの1枚です。

ちなみに、モルゲンロートとは登山用語の一つで
夜が明けきらない早朝に、東の空より一筋の赤い光が山を照らし、山脈や雲が赤く染まる朝焼けのことをいいます。
語源はドイツ語で「Morgenrot」
直訳すると「Morgen」は「朝」、「rot」は「赤い」を意味しています。

いい年して未だに中二病の私としては
「朝焼けの山」って表現するよりも、ドイツ語での「モルゲンロート」って表現する方が
見た時に、より、「素敵なものが見れたなぁ」な気分をアップしてくれるよ~な気がしますw

冒頭にも書いたように
私たち人間って不思議なもので
同じことを表していても、そこに充てるコトバひとつで、受ける印象が変わったり、テンションが違ってきたりするんですよ。

例えば、「上品」の代表と言えばこの人!な、女優の吉永小百合さんが
「ちょっと便所行ってきます」
って言うのと
「ちょっとお手洗いに行ってきます」
って言うのだと
全く同じ内容なのに、受ける印象が違いますよねw

どの単語を使うと響くかは、人によって違う

そんなこんなで
相手に合った単語や表現のチョイスが上手くなってくると、相手との関係性まで変わってきたりします。
当然モテ度も変わってくるw

では、そのコトバのチョイスですが
その人ごとに、どの単語や表現をチョイスするとピッタリくるかとか、よりテンションが上がったりとかが違っています。

その人に合う単語や表現のチョイスができると
それだけで、実はラポールのとれ方が違ってきたりするんです。

無意識への刺さり方が違ってくる、と言い換えることもできるでしょう。

そのあたり、ミルトン・エリクソンの逐語を読んでいると
さすが!
としか言いようがないものが多々あります。

エリクソンは、とにかくその人ごとに合わせて、単語のチョイスにも表現の仕方にも、それぞれ微細な、あるいは大胆な違いを見せています。
いやぁ、彼の言葉に対する扱いの繊細さの凄さは、セラピストとしては憧れるしシビれます!
私もいつかあの域に達したいものですなぁ。

人の誰かに対する発話には、必ず目的がある

人が誰かに対して何かを発話する時、意識的にしろ無意識にしろ、必ずその発話の目的があります。

な~んてことを言うと
何言ってんだよ、って思う方もおられるかもですが

例えば、家の玄関を開けて一歩外に出た時に
お隣さんもちょうど外に出たところで、なんとなく目が合った

てなとき
「おはようございます、今日もいい天気ですね」
とかなんとか、ご挨拶するじゃないですか。

別に無視して、挨拶も何もしなくても、いいっちゃあいいし、そういうのを全くしない人もいますけど・・
挨拶をする時、その裏では私たちの多くは
お隣さんとの関係を良好に保っておきたい
少なくとも、悪い関係にしたくない
みたいなものが、あったりします。

まぁ無意識の中にあるものなんで、いちいち
よ~し、この挨拶で関係性を良好にしておくぞ!
なんてことを考えたりは、たいていの場合はしてませんでしょうけれどw

目的があるのだから
どうせなら、その目的の効果をより高いものにしたい
これが人情ってもんじゃないかしら。

そのためには
相手に合う単語や表現のチョイスは、多くの人が思っている以上に重要です。

相手のことを知らないとチョイスも難しい

そのためには、どの単語や表現をチョイスすれば相手によりピッタリくるのか、響くのか
がわかる必要があります。

つまり、相手のことを知る必要があるってことです。

だって、相手の指のサイズを知らないで指輪を贈っても、下手したら指に入らなかったり、反対にブカブカで抜けて落ちやすかったりするじゃないですか。

そのためには普段から
相手がよく使う言い回しや単語をちょっと気にとめておくこととか
自分が相手に何か言ったとき、発話した瞬間すぐ相手のことを見て
今のチョイスはどうだったかな?
ということの答え合わせをすることが大事です。

これね、相手を見ずに、勝手にひとり頭の中でやってる人、多いんですよぉ。
っていうか、ほとんどの人がそうじゃないかなぁ。

これなら大丈夫だろ、この言い方なら受け取ってもらえるだろ
って、勝手に思って話してる
相手に合わせてるんじゃなくて、自分基準で考えてる。

自分と相手の体格が違うのに、自分の服を相手に着せたところで
相手にはピッタリしてないよね?

とはいえ、それが例え自分にとって世界一大切な人だったとしても、なかなか相手の無意識の中にあるようなことまで全て知るなんて不可能なのも事実です。
だからこそ、自分が発話した後、すぐに相手の反応を見る癖をつけることが大切!
そうやってひとつづつ確認しながらやっていけば
ミスってもすぐリカバーできるので、おおごとにならずに済みます。

大事なのは、絶対に外さないことよりも反応に対しての判断の的確さです。
はずしてもいいんですよ。
はずしたことに気がつけば、言い直したりするなど、リカバーできますから。

エリラボでは、ほとんどワークショップ全てで、この辺りの練習をしますが
特にエリクソン催眠誘導ワークショップでは
初日のワークで、この
相手の反応を見て、その反応を根拠に判断する
っていう練習をめちゃくちゃやります。

まとめ

モテへの道の第一歩は、自分の発話後に相手をみて
その相手の反応を正しく理解すること。

え~!いちいちそんなことやってると、大変すぎる、話すのがキツくなるよ

うん、ですよねw

だから、毎日5分だけ。
今から5分間だけは、その練習をする
と決めて、毎日やること。

1日に5分ならできそうじゃない?

それを続けているうちに、人よってそれまでの期間の差はあれど、必ず自然と身についてきます。
そうなったら、あとは
歩く時、いちいち体のバランスや重心変化などを意識しなくても、勝手に歩けるように
意識しないでも、勝手に無意識が自動運転でやってくれるようになりますよ。

異性同性かかわらずモテる
言い換えると、人とのラポールの取り方が上手い

これできるようになると、営業成績もあがるし
いいことづくめです。

千里の道も一歩から
継続は力なり

まずは毎日、5分間のトレーニング。
やった人には効果が実感できるトレーニングです。

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