5つの質問

上手に生きる

私たちは、毎日、毎日
常に自分の外側にある様々なものに影響を受けて、暮らしています。

誰かの何気ない一言に、「そうよねぇ」なんて思って、自信がちょっぴり増えたり、安心したり

あるいは
流れる音楽に心が揺さぶられて、感動したり。

いつも私たちの心というのは、たった1人、自分だけで成立しているのではなくて
常に外部からのインプット、そしてそれへのアウトプット
そして、相手がまた自分の発したアウトプットを受けて、何らかのものをこちらに返してくる

というように
グルグルと円環的に働く、相互のアウトプット、インプットのなかに
私たちの考えや、信念や、感情というものが、形作られているのです。

5つの質問

生きて生活していれば色々なことがあります。
その色々なことの中で、時として私たちは、なんだかネガティブな考えや気持ちに陥ってしまうことだって、当然のこととしてありますよね。
まぁネガティブになることが悪いかと問われると、一概に全てそうとは言えないし
また、仮に悪いとしたところで、だからネガティブな状態から脱出できるわけでもないのが現実だったりします。

こんなネガティブなことを考えてはいけない!
そう思ったからって、じゃあやめようと!ってスッキリ抜けだせるもんじゃないよねってこと。

そんなときに、以下の5つの質問を、自分自身にしてみることは
案外、客観的にみるために有益だったりするかも?

・その考え・思考は、そもそも事実に基づいてるの?

・その考え・思考は、自分の健康や命、それらを守ることに役に立つものなの?

・その考え・思考は、自分の短期的、あるいは長期的な、目標を達成することに
役に立つものなの?

・その考え・思考は、問題を解決するのに役に立つものなの?

・その考え・思考は、自分の人生にとって有益なもの、何か得するものなの?

もしも、この5つの質問に対して、3つ以上の「いいえ」があるなら…

その考えや思考は、自分にとってはある種の悲劇のヒロイン的娯楽と考えて
・何をしたら、自分に役に立つか?
・半年後の自分は、どんな生活をしていたいか?
# この時、現実離れしたものではなく、具体的かつ現実的なことを考えてね。
なんて風に、考えることの内容を、少しだけ変えてみるといいんじゃないかな。

考えているだけでは、現実は何も変わらない

考えているだけで体を動かさないでいる間は、現実的には1ミリたりとも何も進みません。

車は、イグニッションキーを回さないと(今ならボタンの車が大勢かしら)、アクセルを踏んでも動きません。
最初のアクションを起こすこと、まずはそれが現実を変えていく第一歩です。

クヨクヨしている間は、何も変えなくて済むし、何も行動しなくて済むので、ある意味では楽なんですよ。
けれど、何も行動しないということは、実際の人生は何ひとつよりよいものになってはいかない。

お腹が空いたなぁ、お金がないから何も食べられない、あぁお金が欲しい
なんて泣いていても、お腹は満たされませんよね?
だったら、お金を得る方法を考えつつ、今のお腹がペコペコで死にそうな状態をなんとかしないと。
コストコの試食あらしになってみるとかw

私なんてどうせブスだから…と泣いていても、美人になれるわけではありません。
だったら、YouTubeでお化粧のコツみたいな動画を見て、実際に練習してみるとか。

考えているだけでは現実は何も変わらない

どんな時も、1ミリたりともネガティブな気持ちにならない、なんてことは不可能です。
だって実際に誰かに激しく罵倒されたり、失恋したり、病気やケガをしたり…
それでも、気分が沈まないなんて、かえって人間としては不自然だし、ありえないことじゃないですか。

だから、ネガティブにならないようになんていう、現実離れしたことを考えるのではなくて
ネガティブになったときに、ずっとそこにとどまるのではなく、いかにそこから出るか
それを考えたり、そのための自分なりの方法をいくつかもっていること
こっちのほうが、現実的だと思いますよ。

私は気分が落ち込んだときには、近所のスーパー銭湯にいって、温泉に入ったり、漫画コーナーでひたすら漫画を読みふけったりします。
温泉も漫画も大好きなのでw

そうやって少し気持ちに余裕がある状態にして、さてこれをどうしよう?なんていう風に問題解決を考えたりします。

考えたら、ちょっとそれに向けてまずは何かやってみる。
そうやって生きています。

思考のフォーカスが変わると、行動が変わる。
行動が変わると、人生が変わる。

これ、私の座右の銘です。

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